激闘キッチン、敵はニ方向梁とダクトとPS (横浜市港北区 I様邸)
【建物種別】 マンション | 【リモデル費用】 320万円 | 【工期】 20日 |
【工事面積】 7m² | 【築年数】 25年 |
Before Voice
奥様を亡くして独りで暮らしているI様は、あるふと、もしかしてこのキッチンが綺麗になったら
結婚して離れて暮らすお子さんの家族が来て
このキッチンに立つかも・・・と思い、リフォームを決意されました。
お邪魔してみると、そこは縦横に梁が走り、ダクトあり、パイプスペースあり。
「やはり、このままの形(L型)しかできませんよね?」
「いや、床をあげてよければI型が可能です」
その言葉にI様は希望を託されたのでした。
お悩みの理由とその解決方法
1.L型のキッチンが狭くて使いづらい。
2.手入れが大変な洗面化粧台・トイレを変えたい。
解決策として
1.キッチンの底板を開けたら、PSに流れ込む排水管が既存の床より飛び出している。ということは、
L型→I型に変えたら床をあげなければ納まらない。
しかし、床があがっても導線や収納スペース等、I型にするメリットは大きいのではないか?
ニ方向に走る梁との取り合いを上手く納めれば使いやすくなる!という提案をまとめました。
2.トイレの壁の一面をアクセントに、コーディネートした陶器、お掃除しやすい床に交換。
洗面も回りはそのままで、化粧台と床だけを交換しました。
激闘キッチン、敵はニ方向梁とダクトとPS
ニ方向の躯体の梁、ダクトスペースによる梁、排水管が床から飛び出してパイプスペースへ接続されている。
その制約の中で選択は二つ。
@床と天井をあげて、入口に段差が発生するものの収納も確保され、導線も使いやすいI型のキッチン
Aバリアフリーではあるが既存のままの狭くて使いにくいL型のキッチン。デットスペースが多く収納少ない。
お客様が選んだのは@。マンションならではの技ありリモデルです。
リビング・キッチン
1.入口から中を見る。L型で狭い。
1.I型になって導線も効率的、収納もすっきり。入口に9cmの床段差が発生したが、動きやすいプランには変えられない!
2.キッチンから対面カウンターを通してダイニングを見る。
2.光を反射する素材のキッチン面材、キッチンパネル、床材を多面使いすることで窓がなくても明るい空間に。
3.排気のダクトはレンジフードから左方向に走っている為、収納の上半分はデッドスペース。
5.レンジフードを突き抜ける梁。キッチン同色面材で違和感無く納め、梁の存在感を感じさせない。
4.電子レンジ用のラックを置く場所は無く、L型コーナーに置いている。
3.梁があるため、食器棚吊戸の一部の高さを短くし、既製品で違和感無く納めることに成功。
5.ダイニング側、対面カウンターと電話カウンター。コンセントがなく、線が丸見え。。
4.食器棚の横の壁を抜いて、開放感も確保!
電話カウンターを一体にすることで既存部の機能を損なわずに見た目の広さを演出。
カウンター下収納は中身はそのまま利用、扉のみ壁紙の色に合わせて作り直した。
既存の壁紙の花柄から薄いピンクベージュ一色をピックアップ、その色を含んだ壁紙を貼ることで新旧の違和感を軽減。
むしろアクセントとしての効果を高めている。
浴室・洗面所・トイレ
7.老朽化した洗面化粧台。
6.新しくなった洗面化粧台と床。窓のない狭い空間が、白で統一した明るい素材で明るく変身。
8.老朽化したトイレ。
7.生まれ変わったトイレ空間。焦げ茶のアクセントウォールに白のアクセサリーが映える。
After Voice
生活スタイルの変化
不満を感じながらずっと使っていましたが、こんな形が実現できるとは思ってもみませんでした。
床をあげてつかいやすく間取りを変えるか、バリアフリーのままで使いにくい間取りのまま同じ形で取り替えるかという究極の選択でしたが前者を選んでよかったです。
リモデルしてスマイルになったこと
使いやすくなり、明るくなり、広く感じています!動きやすいし、お手入れがしやすいです。
トイレも洗面も気に入っています。遊びに来る人の評判もよく自慢のキッチンです。